那須で役立つ情報・興味深い話題・管理事務所からのお知らせ
新年初めて、青空のもと一日中雲のない那須岳が望めました。例年に比べ雪は極めて少ない正月の茶臼です。中腹に町営の那須温泉ファミリースキー場が見れますが、オープン予定は12月23日でしたのにいまだ滑走不能です。アップで見ると山頂の噴煙と雪の少なさがよーく確認できました。
「ゆば」といえば日光が知られていますが、どっこい那須にも国産大豆100%使用の大豆にこだわりを持つゆばの製造所が黒田原にあり小売り直販もしています。場所はファミリーマートのほぼ隣りですが店構えはなく初めてだと分かりません。左の写真で赤矢印の「こがねゆば」と書かれた黒い棒が入口の目印です。中に入り大きな声で呼ぶと誰かが出てきて受け付けてくれます。那須ブランドに認定され、生ゆばのさしみは製造直売ならではの逸品でおすすめです。贈りものとして発送もしてくれます。名前は稲葉商店、電話0287-72-0150です。地図
明治以前の自然村周辺には、上田村、下田村、吉野目村、白井村、石住村、塩阿久津村という小村が散在していた。明治維新後、これら小村を集合して明治8年(1875)「富岡村」となった。
”富岡”は古くからの地名ではなく、当時では一般的に行われた机上の命名であって、一帯が小高い土地だったのでつけられた嘉名(縁起の良い名前)である。
そして、この「富岡村」は、町村制施行の”明治の大合併”で、明治22年(1889)、芦野町に編入され、”富岡”は大字(おおあざ)名となった。黒田原駅の開業は明治24年(1891)で当時の那須村は寒村であり、”富岡”が、平安・鎌倉時代からの由緒ある芦野町に編入されたのは当然の帰結であったろう。
「芦野町大字富岡」時代は長く、大正・昭和と時が流れ、現在の「那須町大字富岡」となるのは、終戦後である。昭和28年(1953)から”昭和の大合併”が行われ昭和29年11月3日、芦野町、那須村、伊王野村の3町村の合併で「那須町」が誕生。
1995年から始まった”平成の大合併”では、那須塩原市(黒磯市+西那須野町+塩原町)に那須町は敢えて加わることなく今に至っている。
<参考> 写真は国土地理院発行5万分の1地形図(大田原)の一部、芦野・富岡付近。地図に興味ある方は、同院の電子地図閲覧サービス2万5000分の1地形図URLを以下に記すので自然村付近の地名探索を楽しんで下さい。
★http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?meshcode=55404005
冬まぢかの自然村でこの小さなトンボを時折り見かけます(写真左)。糸トンボの仲間のオツネントンボです。オツネン=越年で、成虫のまま冬を越す希少種であり 9つの都府県で絶滅危惧種に指定されています。
ほかの糸トンボは綺麗でかわいいが、彼は冴えない枯れ枝色の体に、疲れたおじさんの風貌。その姿になぜか親近感を覚える私です。右の写真は今年の2月、挨拶もなくわが家に入り込み数日間滞在していたおつねん君です。
<参考> ご存知のように普通のトンボは若いうちはヤゴの姿で冬も水の中で過ごしています。変わり者のおつねん君の一生はこちらを。
「那須ショートフィルムフェスティバル」は今年で11回目、那須を舞台の大きな文化事業となっています。会場は南ヶ丘牧場一本に絞られ鑑賞しやすくなりました。
開催は11月5日(土)〜11月13日(日)の8日間、一部長編も含めて内外約40本の作品が、プログラムに従い公開上映されます。前売りチケット購入は、自然村の人は黒田原駅前の金子書店が近くて便利です。
公式ホームページはよくできていて各作品の紹介や上映プログラム、チケットの種類や購入方法が分かりやすく見られます。
クリック⇒ 那須ショートフィルムフェスティバル2016