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半俵(はんびょう)の寒念仏(かんねんぶつ)と読みます。那須町北西の半俵地区で年2回、「寒の入り」と「夏の土用」に行われます。源義経の奥州逃避行の伝説を起源とする念仏踊りでひっそりとよくぞ守られてきたと感心します。
今年の「夏の土用」公演は7月20日(月)。午後1時から半俵公民館で披露されます。問合せは那須町文化センター0287-72-6565へ。
写真はともに那須町広報に以前掲載されたもの。2人の演者の頭上に注目!30cmほどの人形は義経と弁慶です。どんな踊りになるか興味わきますよね…そう、これが(財)地域創造のホームページで見れるのです。
このビデオ映像には3分のダイジェスト版がありますが、14分23秒の本編がオススメです。切り絵と語りべ三本木ツヤさんによる伝説の話と念仏踊りを伝える地元の人々の熱意がとてもいいのです。
⇒地図:半俵公民館
自然村の近くにホタルの群れ飛ぶ場所があります。吉野目湧水の前の道を芦野方面に1キロ近く走った所で、目印は火の見櫓。その先100mほどの川沿いです。めったに車は通らないので、路駐でOKです。写真は去年の6月27日の20時頃で沢山のホタルが見れました。「さて今年も」と2度ほど出かけたのですが4、5匹がポツポツと見えるだけでした。風のない蒸す日が良いらしいのですが、寒すぎたからかもしれません。
どうしてもホタルを確実に?見たい方は板室の那須フィッシュランドへ。丁度7日今日から「天然ほたる観賞会」が始まります。電話(0287-69-0009)で状況を聞いてから出かけた方がよいでしょう。
<参考> ホタルの光はオスとメスの愛のささやき信号。その期間は2週間前後で夜3回飛び交うそうです。1回目が8〜9時、2回目が11時前後、3回目が2時前後。自分の存在を相手に知らせるために光る、オスは川の上空を飛び回りながら、メスは川辺の草の上などに止まって発光する。特にオスがメスを探した時には強い光を5回くらい 連続して発光します。
那珂川といえば鮎釣りで有名、今年は6月1日解禁当時から水量不足でどこも不調だと聞いていました。那珂川の支流が余笹川、そのまた支流が自然村の前を流れる黒川です。自然村の周辺は那珂川北部漁協の稚アユ放流場所の1つ、友釣りのポイントなのですが、解禁後しばらくは釣り人の姿を滅多に見かけませんでした。
しかし梅雨でまとまった雨が降ったので水量が増え、アユの活動が盛んになったのでしょう、ここ数日は長竿を操る釣り人をちらほら見かけるようになりました。写真はクリーンセンター先の新豊富橋から28日に撮影しました。ただ残念ながら釣り上げる所は今年はまだ一度も見ていません。
<参考> 鮎釣りの代名詞「友釣り」はどんな釣りかご存知でない方は、
こちらのYouTube映像で。
昨年このかわら版で紹介しました那須町の地域おこしの一つとして、芳賀和幸さんが休耕田を利用し丹精込めて作られた蓮田の蓮が今年も咲き始めています。
まだほんの少しですが、後一週間から10日ぐらいすると一面花に覆われそうです。
場所は少し分かり難いところですが、黒田原の交差点から県道を伊王野方面にコメリ、那須高校を過ぎてすぐのト字路を右折し、特別養護老人ホーム"なす苑"の少し先です。
写真右は昨年の7月16日の蓮の様子ですが、今年は少し早いだろうと芳賀さんは言っていました。また昨年は蓮の背が高すぎて奥の方が見え難かったので今年は背が低くなるよう工夫しているとのことです。