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夏の盛りを少し過ぎた自然村。いま村内の所々にキツネノカミソリが咲いていて、小規模ながら群生しています。写真左は管理事務所の近くのSさん宅の裏の斜面に咲いているもので、写真右は五八峠の少し下、Kさん宅の後ろ側に群生しています。
キツネノカミソリというユニークな名前の由来は諸説有るそうですが、いずれにしても変わった名前ですね。花の名前って誰がつけるんでしょうね?
村内や付近を散歩しているといろんな場所でも見つかるかもしれませんよ。
我家の月下美人が今年2回目の開花をしました。
6月にひとつ咲いた後今月13日には3つの花を咲かせました。夜7時頃咲き始め8時頃には完全に咲き、何とも言えない優雅な香しいかおりを室内にただよわせ、次の朝にはしぼんでしまいました。
ちなみに昨年咲いた二つは次の日の昼頃まで咲いていた変わりだねでした。
写真中は昨年の中秋の名月の時に咲いた花です。
写真右は翌日まで開花していた時のものです。
8月も半ば、自然村も一年でいちばん人で賑わいを見せる頃です。遊びに来た家族の楽しげな声が聞こえてくる季節でもあります。テニスに興じる若い家族の笑い声が聞こえていました。
管理事務所まえのSさんの庭には今はポーチュラカの花やコスモスの花が華やかな色で通る人の目を楽しませています。
那須町でもそれぞれの地域の人たちが蓮やひまわりなど植えて町おこしに努力しています。
サギソウの開花期は7月中旬〜9月上旬、ラン科なので1つの花の開花期間は長く約10日〜2週間あり、8月いっぱいが最盛期で、順次咲きます。
サギソウは植木鉢で見るのが一般的で、見学できる自生地は少なく全国的にも貴重です。場所は、自然村平成門から車で10分、誰でも気軽に見学できます。国道294号の寄居へ抜ける県道の途中で、駐車スペース有り。最近、木道が延長整備されますます良く鑑賞できます。 地図
ヤマユリは日本特産で、1873年、ウィーン万博で紹介され、ヨーロッパで注目を浴び、以後、球根は大正時代まで主要な輸出品のひとつであったそうです。1本のユリが発芽から開花までには少なくとも5年以上かかり、また株が古いほど多くの花をつけ、豪華で華麗であることから、「ユリの王様」と呼ばれているそうです。
いま、自然村のあちらこちらでヤマユリのつぼみが見られます。早いところでは花が開き、これからしばらくの間、次々と花をつけて、日ごとの散歩の目を楽しませてくれます。
写真左:管理事務所から昭和門への坂の途中
写真中:森のテラスの前のピンクのユリ
写真右:五八峠下の香草苑(ハーブ苑)の前