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白河の関公園では今日、ほたる祭りが行われるという時節ですが、自然村の近くにホタルの群れ飛ぶ場所がありました。
発見したのは永住しているMさん。外出先から帰宅途中の25日夜8時ごろ、漆黒の菖蒲川沿いを走行中に助手席の奥さんが思わず声を上げたそうです。停車してライトを消すと川の奥の草地から森にかけて、文字通り乱舞していたのです。飛んできた1匹が奥さんの手に止まり、オオイに感激だったとのことでした。
話を聞いた編集部では昨夜27日夜8時〜9時まで現地で調査。Mさんの時ほどではなかったのですが、左の写真のようにたっぷりと眺めることができました。
場所は吉野目湧水の前の道を芦野方面に1キロ近く走った所で、目印は火の見櫓。その先100mほどの川沿いです。めったに車は通らないので、路駐でOKです。
ホタルの光はオスとメスの愛のささやき合う信号です。飛び交うようになってからは、何も食べず、夜露だけで生きています。成虫になってからは2週間の命です。何時まで見られるか分かりませんのでお早めにお出かけを。
<参考> ホタルは夜3回飛び交います。1回目が8〜9時、2回目が11時前後、3回目が2時前後です。自分の存在を相手に知らせるために光る、特にオスがメスを探した時には強い光を5回くらい 連続して発光しフラッシュ発光とよばれています。
那須から東京へ向かい利根川を渡ると、羽生PAに今話題の「鬼平江戸処」が。昨年暮れにオープンし、江戸の世界にタイムスリップした食べ物屋とお土産屋さんが並んでいます。お店は「軍鶏鍋」「江戸めし」「うなぎ」「蕎麦」「くず餅」など9店舗で、いずれも東京の老舗の名店がズラリ、何を食べていいか迷ってしまいそうなところです。
なぜ羽生で江戸なのかは、この場所が奥州街道の栗橋関所の近くで、東京すなわち江戸の入口と見立て、古き良き時代の江戸へタイムスリップしていただこうと考えたそうです。東京に行く機会がありましたら、寄ってみては如何でしょうか。
なお、造られたコンセプトから下り線にはなく、上り線だけですので注意が必要です。ただし、親切なことに高速道利用以外の人が利用できるよう、PAのすぐそばに専用駐車場を設け、誰でも入れるように配慮され、多くの人が出入りしていました。
もっと詳しく知りたい人はこちらから
那珂川といえば鮎釣りで有名、6月1日解禁から1週間が経ちました。那珂川の支流が余笹川、そのまた支流が自然村の前を流れる黒川です。自然村の平成門あたりの黒川に掛かる橋を旗鉾(はたほこ)橋と言いますが、この周辺は那珂川北部漁協の稚アユ放流場所の1つ、今年は黒川に347sが放流されました。
自然村の前付近の黒川は鮎の友釣りの好ポイントなのですが、残念ながらここ数年はほとんど釣れないため、釣り人の姿を見かけることが少なくなりました。それでもベテランは釣れそうな日が解るようで、9月始めまで10m近い長竿を操る釣り人をちらほら見かけます。
<参考> 鮎釣りの代名詞「友釣り」は大の男どもを夢中にさせます。どんな釣りかは自然村の会員としては知っておいて損はないので、こちらのYouTube映像で。
若葉から青葉の季節になると誰しも水が恋しくなって来ますね。
那珂川河川敷はバーベキューに良し、スポーツもできるし、近くにはボート遊びも出来る池もあって子供にとっては楽しく遊び回れるうれしい場所です。
撮影をした日も数組の若い家族がバーベキューを楽しんでいました。
また河川敷のすぐ近くには和風の雰囲気の良い温泉"覚楽"もあって、食事と温泉が楽しめる大人にも嬉しいところです。
地図:那珂川河畔公園(ストリート・ビューがあります)