那須で役立つ情報・興味深い話題・管理事務所からのお知らせ
戦国時代に那須氏一族である芦野氏の居城だった御殿山。別名「桜ヶ城」とも呼ばれ800本のソメイヨシノが山を覆います。昨日今日から全山ピンクに染まり、これから週末にかけて見頃が続くでしょう。予定では4月27日(月)まで、午後6時から11時までライトアップが行われ、山全体の幻想的な眺めが楽しめます。
今年は特にイベントは催されないと聞いています。平日ならば、車の出入りは頻繁ですが山内の駐車場は特に混雑することはないようです。
写真は4月12日の現地で撮影。群生地の名のとおり花の多さに圧倒されました。最盛期は例年と同じ4月15日前後でしょうが、まだ当分は可憐な姿を見せてくれるでしょう。過去の記録では5月始めでも花を確認していますので、27日(日)の自然村総会の日でもまだ奥手の株に咲く花が見つけられるかも知れません。
カタクリの葉がある範囲は大きく広がっていますが笹の葉が多く交じっているのが気になりました。来年に向けて笹の枝の除去が必要と思いました。
黒田原の町なか、そのちょっと目立たないところにあり、地元の人以外にはほとんど知られていないのです。昨日12日の気温の上昇で一気に開花しました。これから3〜5日間くらいが見ごろでしょう。しっかりとした見事な枝ぶりなのにめったに見物人が来てくれないこの桜が私は大好きです。
場所はダイユーから100mほど、コメリへ抜ける道の右側にあり近づけばすぐ目に入ります。駐車場はありませんが、短時間なら桜は目の前なので路駐で大丈夫です。
自然村管理事務所の前の森のテラスの奥にある湿地には、早春に座禅草が咲くのですが、湿地帯なので見る為に近くに行くのが容易ではなく、それに枯れ木等が沈んでいたり、枯葉や小枝等が放ってあったりして、きれいとは言いがたい状態でした。
永住されている会員さんの一人が、湿地の周辺をもっときれいにしようと 沈んでいた木の枝を浚い、周辺の柔らかい箇所に土を入れてたりして努力しておられました。
自然村環境担当の鈴木理事の発案でその湿地をきれいにして、ゆくゆくは水芭蕉なども植えて自然村の顔にふさわしい場所にしようと、その手始めに今年2月の大雪で倒れた自然村の倒木等を利用して湿地の見物台とアプローチの歩道(遊歩道)を作りました。
手作りでワイルドですが中々良い出来ではないでしょうか。歩道には丸太の間に危険木等の伐採の時に出たチップを敷きました。これで靴を汚さず又植物をいためる事無くゆっくり見る事が出来ます。ただしヒールの高い靴では危険ですから注意して下さい。
湿地の回りに花等植えていく計画もあるそうです。
桜前線は栃木県の宇都宮辺りにはもう到達していますが、ここ那須にはもう少し先でしょうか
4月9日現在の自然村近辺の桜の開花状況をお知らせします。
写真左:那須町図書館脇、黒田原小学校の桜=咲き始め、一本の木に開花は数個で、見頃はもう少し先でしょうか。
写真中:黒磯公園=全体では4.5分位か? 日当りの良い木では7.8分咲きで、もうすぐ満開です。
写真右:愛宕山公園=かなり咲いていて6.7分は咲いている感じ、満開も間近。
自然村近辺の桜の名所は今の暖かさが続けば、今週末から来週には見頃を迎えそうです。
ちなみに自然村は梅の花が今見頃です。
<4/12追記> ここ数日、寒さが寄り戻され、自然村近辺の開花はちょっと足踏み状態でした。そのため見ごろは4、5日ズレ込みそうです。