那須で役立つ情報・興味深い話題・管理事務所からのお知らせ
上野〜黒磯の163.3qを走るグリーン車は2階建て。座席は1階2階のほか車両前後に2列・3列の小部屋を備えている。景色を見下ろす2階の座席が人気だが、通好みは階段を下りて入る1階席。座った目線は駅のホームより低いかスレスレ。停車駅ごとに見上げる窓の外のホームの人物風景など新鮮なアングルが楽しめる(写真右)。またこの1階席は地面との距離が近いので、揺れが小さく乗り心地がよい。
[上野〜黒磯〜黒田原]
上野発13:20〜16:13着 黒磯 発 1634〜16:42黒田原着 所要計3時間22分
[黒田原〜黒磯〜上野]
黒田原発16:22〜16時30分着 黒磯 発 16:36〜19:10上野着 所要2時間48分
<ひとこと> 2時間以上も乗ってこのグリーン券980円は割安です。これは平日料金で、土日祝日は高くなるのではなく、さらに200円安くなり780円です! これらの料金は駅で買った場合で、車中で買うと260円加算されとても割高になります。
東京へ行くとき、黒田原駅ではグリーン券を買えません。黒磯で6分間の乗り換え時間のあいだに黒磯駅出札口で求めて下さい。
<蛇足> 普通列車のグリーン車を扱った写真をこちらでご覧ください。この掲載写真の多さは普通車グリーンの人気と魅力を伝えています。
自然村と東京、往き来するのに
車やめ、新幹線もやめて普通列車で!
秘かに人気の鈍行グリーン列車旅のススメです。
黒田原駅と接続している上野〜黒磯の直通列車が上り下りとも毎日各1本あります。
この列車にはグリーン車2両が連結されています。
そして申し訳ないほどガラ空きなのです。
このグリーン料金が安い。なんと980円なのです。
東京山手線内〜黒田原の乗車券が3020円ですから合計ちょうど4000円。
新幹線の東京〜那須塩原の特急券2800円。2800-980=1820円も安く、しかも大名気分の旅ができるのです。所要時間は新幹線より1時間から1時間半かかりますがぜいたく気分を味わうのは長い方がありがたいので苦にはなりません。
グリーン車付きの車掌さんは若い女性で、グリーンアテンダントと呼び、検札を済ますと売り子になって回ってきます。座席はゆったりのリクライニングシート。つい気分が良いので男どもは缶ビール(280円)を買ってしまいます。
図書館から小学校あたりの県道は、毎年4月10日から20日ころまで車で通るのが楽しみでした(写真左と右)。
この先に続くクランクカーブを解消の大幅道路拡張工事が昨年から進行中で、ついにまん中の写真のように桜並木は片側だけになってしまいました。この道が真っ直ぐになるのは自然村会員としてはありがたいのですが、ここまで大規模にしない改修で済ませてほしかったと個人的には思いました。なおこの工事が何時終わるかは編集部にはまだ情報が入っていません。
今年も那須岳ロープウェイの運行期間は3月20日〜11月30日です。
データーのおさらいです。
区間と長さ: 那須山麓〜那須山頂(茶臼岳8合目) 延長812m
上る高さ(高低差):294m
支柱の高さ:27.5m(1基)
乗車定員:111名(座席12名+立席99名)
運転速度と所要時間: 秒速5m、所要 3分40秒
営業時間:9時〜16時(4月16日〜11月15日は8時30分〜16時30分 )
料 金(4月1日から):大人往復1130円、片道 670円 、小人往復570円、
aaaa片道350円。
団体割引は30名から1割引、学生2割引
問合せ先:東野交通株式会社那須ロープウェイ0287-76-2449
<参考> 風が強いと運転中止になります。自然村で風が弱くても確認してから出かけることをおすすめします。また、山麓駅手前約1qの大丸駐車場設置のライブカメラで天候の具合がチェックできます。
除雪した雪が壁となり、すれ違いが厳しいところもまだ残ります。でもお互い譲り合って、声を掛け合う和やかさ、なかなかいいもんです。
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山手通り交差点を過ぎた下り坂から。管理事務所前を通りごみセンターへ
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管理事務所を過ぎ、山手通り交差点から竹泉園を経て銀河台・群星の丘方面へ