No.7836の記事

読者から

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「自然村の放射線量測定を終えて」を拝見し、何ともやるせない気持ちになりました。お孫さんたちに「今年は来るな」と言わなければならない心中は察して余りあるものがあります。でも、そう言われることで小さな子供たちの健康被害を回避できるのであれば、それは正しい判断だと信じております。

何となく自然村の放射線量が高いのではと思っておりましたが、こうして知らせていただいたことで、漠然と不安を持つのではなく、具体的に対処することが大事だと思いました。改めて、事実を知らせてもらえることこそが重要だと思いました。

それに反して、国や東電は未だに事実を隠蔽し続けています。下のYouTubeをご覧ください。ついこの前の7月27日(水)の衆議院労働厚生委員会での「放射線の健康への影響」について参考人として意見を述べた東大教授・児玉龍彦氏の「満身の怒り」の姿です。
http://www.youtube.com/watch?v=O9sTLQSZfwo

私はこの場面がTVニュースで報道されたかどうかは知りませんが、少なくとも私の見ていた放送局では全く報道されてはいませんでした。ここで訴えられていることこそが私たちが知っていなければならない事実ではないでしょうか。このことが公的報道機関から知らされずに、YouTubeで流れているのは、まるでどこかの国と同じになってしまったのかとつい思ってしまいました。これをご覧になると、つらい気持ちになるかも知れませんが、これが私たちが置かれている現実の状況だと思います。

この国は政府も東電も国民の命を守るために何もしようとしてくれません。そして、原子力安全委員会、保安院、報道機関各社もまったく信じられません。今のこのニッポンが、お隣り中国の高速鉄道事故の対処のお粗末なことを批判できるのだろうかとしみじみ思いました。

P子
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★P子さん、すばらしいYouTubeを紹介してくれて感謝します。映像の下にあるコメントの中で「先生のおっしゃることは私たち福島県民の心を代弁して下さってい­て、涙が止まりませんでした…」に続くコメントにも深く考えさせられました。
 また、かわら版読者のSさんからも「このYouTubeを見るように」と知らせてくれました。ありがとうございました。(世話人)

<7/31 19:30 編集部注> 上記YouTubeの動画は、なんらかの事情で削除されました。しかし、コメントが読めないのは残念ですが、以下政府作成の衆議院TVで見れますので、こちらをクリックしてください。全16分。
 ⇒厚生労働関係の基本施策に関する件(放射線の健康への影響):説明人児玉龍彦