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出世の石段愛宕山

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東京虎ノ門にある愛宕山。ここには最近ではあまり知られていないかもしれないけど出世の石段と言われている急な長い石段があります。上には愛宕神社があり、白梅、紅梅で有名です。
江戸時代、間垣平九郎なる馬術家が将軍家光の求めに応じて、この急な石段を馬で一気に駆け上り、上に咲く梅花を手折って将軍に差し出したとか。将軍はお褒めの言葉と、名刀一振りを与えた。 
そのご利益にあやかろうと?サラリーマン風の男性や受験生と思しき女性等々参拝する人がけっこういました。
この石段、上から見るとものすごく急なんです。

<蛇足> 内幸町に旧NHK ができた頃のお話。――1927年に、近くの愛宕山からNHKが日本初のラジオ電波を流す。江戸時代お城より高い建て物はごはっと。江戸市中で一番高かったのが城と標高27.5mのここ愛宕山!   (Miyaちゃん)