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<今回は、前に紹介した黒田原駅前「FMなす」のブログから。黒田原の町なかの3.11から
七日目のつぶやきとこまめに撮り歩いた写真をご紹介しましょう>
巨大地震から一週間たった
聞いた限りの黒田原の現状
水道は半分以上の地域で復旧したような感じですが、
枝管の枝管などはまだめどが立たないような感じで
役場前などに給水車がいます(写真左)
す。 電気は黒田原駅前に限っては停電なし
ただここから1.5キロほど離れた那須高校付近は
今日 朝晩二回停電したとのこと
黒田原内でも家が倒壊しないまでも住めなくなってしまったところが
何軒もある模様
石垣、瓦屋根の破壊された部分も道路脇に寄せられ
道路の地割れ部分も埋められ黒田原に限っては
普通に通行ができる模様(写真中)
黒田原駅は電車の復旧が見えない状況で
地震以来しまったまま
豊原、白坂間に線路の崩れがあり(写真右)
那須水害のときで1月かかったこともあり
こんどは二ヶ月以上不通のうわさも
<この「FMなす」のブログの発信者を教えましょう。黒田原前に本屋さんがありますね。そこのご主人金子さんです。店の片隅に「ギャラリーなな」を開いています。覗いてあげて下さいね>>



震災から3週間近くたった自然村は村内の水道の復旧が進み、新しいパイプでの永住家屋への通水が時間制限があるものの取りあえず出来、引き続いての全戸通水に向けての作業が進められていた。
自然村の外に目をやるとレストランの壁の崩落や土蔵、石垣が壊れたりの被害が見受けられた。
そんな中、県外からの避難者の方たちに対して自然村から定住者有志の皆さんも協力してカレーを振る舞えたのは嬉しい話でした。その提案者の鈴木正幸さん(右の記事の写真右端)が、今晩10時、NHKの特集ドラマに登場ですよ!



左の記事は地震の翌日。その後、調査が進むに連れ、建物被害の数はふえ、最終的には全壊は29戸、半壊46戸と、思った以上に被害が大きかった。尾根筋と言えるような場所の建物が大きく壊れました。
真ん中記事にあるように、なによりありがたかったのは飲料水には不自由しなかった事です。いつもは「飲泉力」のブランド名で販売している温泉水が無償でふんだんに提供されたのですから。那須町では最大10日間、4400所帯が断水・水量不足を生じました。



左の写真をクリックして下さい。旧自然村かわら版2011年3月11日の記事です。やっと自然村も春になったと喜びを伝える内容です。投稿した時間は9時55分で、この約5時間後にあの地震が襲ったのだと思うと感無量です。
昨日、この記事の、フキノトウが出る場所に行ってみました。落ち葉をソット掻きながら探しましたが、兆しも見つかりませんでした。今年の厳しい寒さでまだ目覚めないのでしょう。アシタバの若芽(写真右)が顔を出していたので摘んで帰りました。
かわら版では、明日から4日間、保存してある旧かわら版の3.11の頃の記事を中心に掲載し、当時に思いを馳せ、あらためて防災のことを含めて考えたいと思います。